2022年 年の瀬に寄せて。

編集長Blog VOL.5 KEEP WELL-BEING!
2022年 年の瀬に寄せて

In ヘルスプラス, 編集長ブログ by kotani

ソーシャル・ディスタンスの時代からソーシャル・ウェルビーイングの時代に


2022年も、残すところあと1日。いよいよカウントダウンが始まりました。皆様もそれぞれの想いや場所で、師走を過ごされていることと思います。


この年末でウェルビーイング(以下、WB)体感マガジン『ヘルスプラス(HEALTH PLUS)』の編集を始めてから丸1年が経ったわけですが、新しいことを始めると必ず身辺にも新しい動きがあるものだなぁ、とつくづく実感する一年でもありました。また、動きがある、ということは、消えていくもの、離れていくもの、場合によっては手放すものも出てくる、ということなんですね。


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よく、出会いは別れの始まり、と言いますが、佳きにつけ、悪しきにつけ、寄せては返す波のごとく、生きている以上、人だけでなく、モノ、コト、バ、との関わりは近づいたり離れたり、生まれたり、また消えたり、の繰り返しなのかもしれません。

消えていくこと、変わっていくことに不安や悲しみ、時には痛みや恐れを覚えるのは人なら誰しも同じですが、WBな状態でありさえすれば、それを新しい物事の始まり、とポジティヴに捉えられる、そんな気がしています。




では、このWBを身につけるには何をどうすればよいのでしょう。

今までは、どちらかというと、WBの基本概念である「健康であること」を軸にしてきましたが、このことを受けて、来年よりは、子どもの教育・成長・学びとWBの関連性に注目してみたいと思います。


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丁度、来春からスタート予定の「ウェルビーイング体感ラジオ」でも、教育の現場で育まれるWBについて皆さまとご一緒に考え、体感共感共鳴できればと思っています。

子どもたちの一生を変えてしまうかもしれない大切な学校生活に、いかにWBスピリットを芽生えさせられるかが、これから学校を選ぶ新しい基準になるかもしれません。


大事なのは、偏差値をあげることが目的ではなく、その学び舎が子供たちの多様な幸せを実現する原動力となるWBに満ちているか?ではないでしょうか。


教員たち、保護者たちが、子どもたちの真のWBを的確にとらえ、引き出し、そして与えることができるようになるためにも、WB教育がもたらす効果の「見える化」も必須となります。

先日WBヒアリングで訪れた、中高一貫私学の校長先生や教員の方々が、皆さん並外れたWB力に満ち溢れていることを感じ、もう一度子育てをするなら、こんな学校にこそ子どもを行かせてみたい、と心底思いました。


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先行不透明な時代の始まりに備えるためにも、様々なところに宿るWBの種をみつけ心の庭で育てながら、それぞれが信じた道をさらに力強く前進していけることを願っています。

皆さまもどうか心愉しい新年をお迎えください🎍




Keep Well-Being:100:

H+編集長 福岡真理子
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